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zoom RSS 東京都中野区 part1 曹洞宗盛高山保善寺(獅子寺) 『獅子座物語』

<<   作成日時 : 2011/08/19 21:17   >>

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紀元前700年頃にヌマ王(ヌマ・ポンピリウス)ローマ暦を直して1年を12ヶ月としてから、太陽暦であるグレゴリオ暦十二宮をトロピカル方式でいうと今の時期は獅子座(7/23〜8/22)にあたります。そこで近くの通称『獅子寺』と呼ばれる東京都中野区の保善寺にちょっと行ってきました。以前紹介したギリシャ神話の『牡牛座物語』が好評だったこともあり、今回は『獅子座物語』を紹介します。

チロル(Tirol)地方 part3 牧場 『牡牛座物語』

【補足】
ユリウス暦でも1年は12ヶ月。本来は『ホゼ・アグエイアス博士』が提唱した「女性の月経周期が約28日で月の満ち欠けとも重なり自然に適応したリズムである」という理論から28日×13ヶ月+1日=365日で、1年は13ヶ月とする方が実は自然であると云われています。

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12星座、いやもうこの際『蛇遣座(へびつかいざ)』併せて13星座物語全て紹介するか。そんな勢いの今日この頃です。

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【雑学】
13という数字は主にキリスト教に忌み嫌らわれていることで有名ですが、更に『13日の金曜日』が不吉とされる理由に、イエス・キリストの13番目の使徒『イスカリオテのユダ』が金曜日に裏切ったというものがあります。
しかし、これは全くの迷信です。
『イスカリオテのユダ』は12番目の使徒であり、彼が死んだ為に『マティア』が新しい12番目の使徒となっています。

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さて、その昔ギリシャペロポネソス半島にネメアーの谷という場所があり、そこに『ネメアーの獅子』と呼ばれる大獅子が棲みついていました。

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【補足】
この大獅子の父親は、その頭部が星にも届く程の巨怪で目から炎を放ち100匹の蛇頭が肩から突き出ていると云われるテューポーン
そして母親は顔こそ絶世の美女だが、下半身が蛇という邪悪なエキドナ
この大獅子の親はどちらも魔神で、激しい怒りに満ちていました。

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飢えた猛獣であった大獅子はネメアーの谷にある村々を次々と襲い、その鋭い爪と牙をもって村の家畜や人々を食い殺していました。
ネメアーの谷の村々は毎日血で染まり村人の断末魔の叫びが響いている状態で、村人らはこの大獅子の存在に日々怯えて暮らをしていました。

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ここへ神々の神託により、アルゴス王エウリュステウスから「このネメアーの谷の大獅子を殺して皮を剥ぎ持って帰る」よう命じられた『ヘラクレス』が、この大獅子の塒(ねぐら)であった洞穴に現れます。

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【補足】
ヘラクレスは最高神ゼウスの血を引くギリシャ神話の英雄ですが、彼もまた英雄『ペルセウス』と同様にゼウスの不貞から生まれた子供です。
多情なゼウスはアムピトリュオーンに変装して、アムピトリュオーンの許婚であったアルクメーネーと交わりました。

翌日にアムピトリュオーンとアルクメーネーは無事に結婚することになりますが、アルクメーネーが暫くして生んだ双子の子供の内、一人はゼウスの子『ヘラクレス』、もう一人はアムピトリュオーンの子『イーピクレース』でした。

ヘラクレスが生まれる前に、ゼウスはオリュンポスの神々の前で、「次期生まれる子はペルセウスの末裔でやがてアルゴス王となるものだ」と告げます。

ゼウスの正妻であるヘーラーはこの発言から事実を悟りその嫉妬心を露にして、不貞の末に生まれたヘラクレスを憎んでいました。

やがてヘラクレスが成人となり家族と幸せに暮らしていたある日のこと、ヘーラーは「取り憑いた相手を狂気に陥れるという女神」をヘラクレスに送りつけます。

この女神に取り憑かれてしまったヘラクレスは、狂気のあまりなんと妻とわが子を惨殺してしまいます。

この状況を見かねたアテーナーはヘラクレスに石を投げ付けて気絶させ、一度ゆっくり寝かせます。
後に正気に戻ったヘラクレスは自身が犯した罪の大きさを嘆き、そして神託を請いました。

この神託によりアルゴス王エウリュステウスから12の難業を課せられることになり、その一つ目の難業であるネメアーの谷の獅子退治に乗り出していたのでした。

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いざ大獅子退治に乗り出したヘラクレスではありましたが、大獅子は洞穴を自在に駆け回りながら激しい反撃を繰り返してきました。
また戦闘中ヘラクレスは出来るだけ近づいて矢を射って応戦していましたが、大獅子の皮膚が鉄よりも硬いため「弓をもってしても歯が立たない」と悟ります。

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そこでヘラクレスは予めオリーブを倒して作ったおいた太い棍棒を使うことを決め、その棍棒を振るいながらジワジワと先ず大獅子を洞穴の奥に追い遣りました。

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そして隙を見て大獅子の鬣を掻き分け太い首を掴むと、三日三晩に亘りその太い首を締め上げていきます。

さすがの大獅子もこの締め上げに逃れることができず、ヘラクレスの怪力の前に終に力尽きるのでした。

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ヘラクレスは当初の目的であるこの大獅子の皮を得るため、先ず大獅子の爪をはぎ取りその爪を利用して皮を裂きました。
そして得た皮を自身の鎧とし、アルゴス王エウリュステウスの前に帰還したのでした。

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この死闘の様子を耳にしたエウリュステウスはその戦いぶりを賞賛しましたが、その反面強靭なヘラクレスの容姿に怯え、彼を門から入れずに次の試練を与えたと云われています。

アルゴス王エウリュステウス自身大獅子退治を命じた身ではありましたが、彼はその大獅子の死を哀れみました。
そしてその哀れみから大獅子の亡骸を空へと置きます。

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その亡骸が星となり獅子座の姿となったと云われています。

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曹洞宗盛高山保善寺(獅子寺)

住所:〒164-0002 東京都中野区上高田1-31-2
電話:03-3371-6840
交通:JR・都営大江戸線『東中野』駅下車徒歩約15分
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【雑学】
この星座は紀元前3000年頃のシュメール時代には既に獅子の姿として認識されていたと云われています。
因みに構成する星の中で1等星にあたる『レグルス』は21個ある1等星の中では1番暗い星です。

毎年11月には獅子座から四方八方に流れ星が落ちる『獅子座流星群』が見られ今日でも人々を魅了し続けています。

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【参考文献】
『よくわかる「星座の神々・英雄」大辞典』星座の伝説を研究する会(廣済堂あかつき株式会社)
『ギリシア神話』串田孫一(株式会社筑摩書房)

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
気持玉をありがとうございました。
足を踏み入れたことのない地域を知ることが出来るブログって素敵ですね。
改めて思いました。ありがとうございました。
ろこ
2011/08/24 12:00
ろこさん
こんにちは。

記事楽しんで頂けたみたいで嬉しいです。

こういう事しか取り柄のない私ですが、これからもどうぞ宜しくです。
ゆうじ
URL
2011/08/27 11:20
ほんの数日違いでおとめ座に生まれました^^
子供の頃、自分の性格は絶対獅子座のものだと思っていたんですよ。
どう考えても「乙女」とは程遠いですから(笑)
それにしても、ゼウスの多情は諸悪の根源ですね。
現世なら女性の敵として血祭りかもしれません(笑)
サプリメント管理士
URL
2011/08/28 00:22
神話の世界って、本当に突飛もない世界ですね。日本神話などより人間臭さがあって、楽しく読ませて戴きました。
獅子寺の名前から、ギリシャ神話へそして星座へとイメージを広げられたのですね。
子供の頃、降るような流星を見た記憶があります。獅子座流星群だったのですね。今は、ライト(ネオン)がまぶしくて見られなくなり残念です。
獅子寺の名前は、何が由来するのか、興味がわいて来ました。調べて戴けると嬉しいです。
S子
2011/08/28 19:20
サプリメント管理士さん
こんにちは。

ある意味気持ちに素直に生きていると言えますが、ゼウスはやりすぎですよね。

自由奔放そのもの!
ゆうじ
URL
2011/08/29 12:47
S子さん
こんにちは。

『獅子寺』と呼ばれる様になったのは江戸時代初期に三代将軍家光が牛込酒井邸に行った折にこの寺を訪れ獅子のような猛犬を贈ったのがことが由来しています。

説明不足でごめんなさい。
ゆうじ
URL
2011/08/29 12:58
獅子でらの由来、有難うございました。
こちらのページへへ伺った後のTVで、どこかのお社。駒犬で無く、ライオンというのをやっていました。これは最近のものらしいのです。途中から見て良く解りませんでしたが、面白いと思いました
S子
2011/08/31 18:08

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